扶ける

扶ける
たすける【助ける・扶ける】
〔「助(ス)く」に手の意の接頭語「た」が付いて一語化したもの〕
(1)力を添えて人や動物を, 死の危険や苦痛・災難から逃れさせる。

「池に落ちた子供を~・ける」「災害に遭った人々を~・けよう」

(2)(「援ける」「輔ける」「左ける」などとも書く)他人を補佐して, 事がうまく運ぶようにする。 助力する。 手伝う。

「主君を~・けてお家を再興する」「新聞配達をして家計を~・ける」

(3)ある作用を促進させる。 悪いことにはいわない。

「大根おろしは消化を~・けるそうだ」

(4)(神などが人間を)庇護(ヒゴ)する。

「皇祖(スメロキ)の御霊(ミタマ)~・けて…我が御代に顕はしてあれば/万葉 4094」

(5)倒れそうになるのを支える。

「左右の戸も皆よろぼひ倒れにければ, をのこども~・けて/源氏(蓬生)」

︱慣用︱ 芸は身を~

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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